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萬翠荘での展覧会「びび美展」をお手伝い!

202409びび美

 

8月中に萬翠荘にて開催された「びび美展」の展示台制作や搬入・搬出にびるりが協力しました。

この展覧会では、東京の女子美術大学工芸(染、織、刺繍、陶、ガラス)4年生有志20名による作品が展示され、3000人近い来場者がアートを楽しみました。

萬翠荘の展覧会といえば、1階の大広間だけで行われているイメージでしたが、実際に見に行ってみると全館使用で部屋ごとに、染、織、刺繍、陶、ガラスで分かれており、とても見ごたえがありました。

一番目に留まった作品は、「時間を内包する海」という作品です。海の波を表現した作品で、一つ一つ違う日に作成されたそうです。その日の感情によって表現が変化し、気持ちが荒れている時は波の表現が強くなったり、気持ちが穏やかな時は優しい色合いで絵付けしたりと、作者の感情が読み取れるとても面白い作品でした。(中田)

作品を展示する什器をベテラン大工の丹生谷さんが制作し、若手エース西蔭さんが搬入・搬出をお手伝いしました。

2人からもコメントをもらいました。

女子美大生の作品展という響きに胸躍らせて作品展示用の台を作成しました。
台3台と扉1台、丸2日程度かかりましたが、普段とは力の入れようが少し違う台が完成しました。
美大生の作品とともに今後も使われると聞き、永く残ることを夢みています。(丹生谷)

丹生谷さんが作成した台の納品と最後の片付けの手伝いをしました。
暑い日でしたが、若い美大生のエネルギーを感じ、清々しい思いで作業させていただきました。(西蔭)